【 第十回 】 矯正治療は身体と心の治療

矯正は子供の治療にあらず

矯正治療は大人になったらできないと思っていませんか?

矯正は一昔前までは子供や若い人が受けるものというイメージが強いものでしたが、大人になり治療を受けられる方が増えてきています。

若い時に矯正を受ける機会が無かった人、途中で挫折した人、若い時は問題なかったのに親知らずや異常な咬み方によって徐々に歯並びや噛み合わせが変化してきた人、抜歯した部分を放置して周囲の歯が動いてきた人など、むしろ大人になってからさまざまな問題が起こる事は珍しくありません。

 

矯正治療は万病予防

歯並びや咬み合わせに問題があると、顎・口腔だけではなく全身の健康に悪影響が出てしまいます。

特に顎関節症を発症すると、顎の関節や筋肉の痛み、口が開かない、物を咬めない、顔の不対象など深刻な問題が発生します。しいては全身の歪みや痛みに発展してしまうこともあります。

歯の健康や見た目に対する意識が高まっており、大人になり自分自身に投資できる年齢になってから、矯正を始められる方が増えています。

社会生活を送りながら他人には矯正治療を受けていることを気づかれにくいマウスピース矯正が発展したことも大きな要因です。

 

矯正ができる条件

歯列矯正に明確な年齢制限はありません。歯や歯ぐき、顎の骨が良好な状態であれば矯正治療を受けることが可能です。

たとえ、歯・歯ぐきや骨に問題がある方であっても、当院ではむし歯、歯周病、口腔外科の専門医師がいますので、事前にまたは併行しながら治療を進めることができる可能性があります。

 

矯正治療の最適時期

矯正に年齢制限はないものの、治療開始は早いに越したことはありません。早く歯列矯正を開始することで、綺麗な歯並びで過ごす期間が長くなります。ただし、子供の成長期は顎の発育や歯の生え変わりによって時期を検討します。

 

治療の先延ばしは病気の悪循環を呼ぶ

歯並びが悪いと歯ブラシもうまくあたらず歯周病や虫歯が進行してしまいます。「忙しいから」「お金を貯めてから」と矯正治療を先送りにすることによって、他の病気が進行してしまうことがあります。悪くなってしまった歯を治すために治療費も期間もかかります。最悪の場合、歯を失ってしまう事もあります。

歯並びが良くなることで歯磨きしやすくなり、虫歯や歯周病の予防もしやすくなり、永く歯を残すことにもつながります。ご自身の歯を早い時期から守る事が大切です。

 

人生が変わるかもしれない第一歩、まずはカウンセリングから

「痛そう」「通院がめんどくさい」となかなか受診をためらっている方。人生は一度きりです。ずっと後悔し続けていくより、少しでも気にしている方や諦めかけている方は一度矯正治療のお話しを聞いてみませんか?今まで笑うときに口元を隠していた方は、思い切り歯を見せて笑うことが可能になるチャンスです。ためらいの無い笑顔は心をもっと健康に保ってくれるでしょう。

当院での矯正の初回カウンセリングは無料になっていますので、お気軽にご予約なさってください。