小児矯正

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小児矯正が大切な理由

小児矯正が大切な理由

子どもの歯科矯正は、単に見た目を良くするだけでなく、将来の口腔健康と全身の健康に大きく影響する重要な治療です。

口腔機能の改善

歯並びが悪いと、食べ物をうまく噛み砕けなかったり、正しい発音が難しくなったりします。これにより、消化不良や発音障害が生じることがあります。矯正治療によって歯並びを整えることで、これらの問題を改善できます。

将来的な健康リスクの軽減

歯並びが悪いと、歯磨きが難しくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まります。子どものうちに不正咬合の矯正治療を行うことで、これらのリスクを軽減し、健康な歯を維持することができます。

顎の成長と発達のサポート

子どもの顎は成長途中にあります。矯正治療を行うことで、顎の成長を適切に誘導し、将来的な噛み合わせの問題を予防できます。特に、顎の成長が終わる前に治療を開始することが重要です。

自尊心と心理的健康の向上

美しい歯並びは、子どもの自尊心や社会的な自信にも大きな影響を与えます。矯正治療によって見た目が改善されることで、子どもはより積極的にコミュニケーションを取れるようになります。

矯正治療のタイミング

早期治療が大切です

早期治療(一次治療)は、7-8歳頃に始めることが一般的です。この時期に矯正治療を始めることで、顎の成長を誘導し、将来的な歯並びや噛み合わせの問題を予防できます。特に、上顎前突(出っ歯)や反対咬合(受け口)などの問題は、早期治療が効果的です。

永久歯が生えそろった後の治療

永久歯が生えそろった後(12-14歳頃)に始める矯正治療は、具体的な歯並びの改善に焦点を当てます。この時期の治療は、歯の移動が比較的容易であり、効果的な治療が可能です。

矯正治療の方法

拡大装置(クワドヘリックスやバイヘリックスなど)

歯がきれいに並ぶためにスペースが不足することが予測できる場合、小児の成長期を利用して歯列や顎を広げるために使われる矯正装置のことです。特に上顎の横幅を広げる際に用いられます。

固定式矯正装置(ブラケット)

固定式矯正装置は、歯の表面にブラケットを取り付け、ワイヤーで歯を移動させる方法です。この方法は、広範囲の歯並びの問題に対応でき、効果的な治療が可能です。特に、複雑な歯並びの問題には適しています。

子どものマウスピース矯正(インビザライン・ファースト)

子どものマウスピース矯正(インビザライン・ファースト)

インビザライン・ファーストは、混合歯列期(乳歯と永久歯の交換期)にある子どものためのマウスピース型矯正装置です。
インビザラインシステムの技術進歩により、従来のマウスピース矯正では困難だった乳歯と永久歯が混在する時期の矯正歯科治療(第1期治療)からの使用が可能になりました。

インビザライン・ファーストのメリット

  • 歯列矯正により成長過程にある患者様の笑顔を改善
  • 2期治療がより短期に、より簡単に
  • 噛み合わせの問題が悪化することを予防
  • 指しゃぶりや舌の突出癖などの習慣の改善をサポート
  • 治療中も患者様が好きなものを食べることが可能
  • 普段通りの歯磨きで口腔内を衛生的に保てる
  • スポーツや楽器演奏も普段通りに楽しめることが可能

成長過程に合わせた治療計画

1期治療 (7〜9歳前後)

1期治療(小学校低学年)では治療開始より1年半以内を目安に主に前歯の噛み合わせと歯並びを治していきます。

2期治療 (12歳前後〜)

1期治療の後は永久歯列が完成する中学生くらいまでリテーナー(保定装置)を使用し、必要に応じて2期治療を行い咬合の再診断を行います 。

子どもの矯正治療の費用

治療費の概要

矯正治療の費用は、治療方法や治療期間、地域によって異なります。

当クリニックでの治療費の目安
固定式矯正装置 330,000円~(税込)
取り外し式矯正装置
(インビザライン・
ファースト)
550,000円~(税込)

保険適用について

日本では、矯正治療は基本的に保険適用外ですが、顎変形症などの特定の条件を満たす場合は、保険適用になることがあります。保険適用の対象となるかどうかは、担当医に確認してください。なお、当クリニックでは保険適用の矯正はしておりません。

矯正治療中のケア

毎日の歯磨き

矯正治療中は、歯磨きが特に重要です。矯正装置によって歯磨きが難しくなるため、専用の歯ブラシやフロスを使用して、しっかりと歯垢を取り除きましょう。

定期検診

定期的な検診を受けることで、治療の進行状況を確認し、必要に応じて調整を行います。定期検診は、治療の成功に欠かせない重要なステップです。

食事の注意点

矯正治療中は、硬い食べ物や粘着性のある食べ物を避けることが推奨されます。これらの食べ物は、矯正装置を破損させる可能性があります。

大人と子どもの矯正歯科治療の違い

大人も子どもも矯正歯科治療で
口元に自信を持って毎日を
お過ごしいただきたい…

「矯正歯科治療は子どもがするもの」というイメージを持っている方は多いのではないでしょうか?確かに、子どもは成長過程にあるため、成長する力を利用してスムーズに顎骨を望ましい形に形成し、歯を動かすことができます。そのため、抜歯することなく治療が終了するケースもたくさんあります。
一方、成長する力のない大人は骨が硬く、歯が動きにくいために抜歯の可能性が高まり、治療期間も子どもと比べて長くかかります。
ただし、装置を正しく使用すれば、大人の方でも矯正歯科治療によって十分な効果が期待できます。お悩みの方はまずは一度アルティス歯科・矯正・口腔外科クリニック西宮北口までご相談ください。

費用

メタルブラケット(フルマウス)装着 770,000円~
セラミックブラケット(フルマウス)装着 858,000円~
リンガルブラケット(フルマウス)装着 1,320,000円~
乳歯列期~永久歯列期
【前期治療】混合歯列期に行なう早期治療 330,000円~
【後期治療】永久歯列期に行なう完成治療 440,000円~
マウスピース型矯正(インビザラインコンプリヘンシブ2)装着 748,000円~
インビザラインファースト 乳歯列期~永久歯列期
【前期治療】混合歯列期に行なう早期治療 605,000円~
【後期治療】永久歯列期に行なう完成治療 550,000円~
インビザライン口蓋拡大装置 乳歯列期~永久歯列期 308,000円~
急速矯正治療
①PBMヒーリング装置 一装置 143,000円
② コルチコトミー (口腔外科医担当)
一顎につき歯牙6本まで 220,000円
歯牙1本追加につき 55,000円

※料金は全て税込表記になります。

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