神経を抜いた歯の寿命とは?歯を長持ちさせるために知っておきたいこと
こんにちは!アルティス歯科・矯正・口腔外科クリニック西宮北口のスタッフSです。
当院は、阪急西宮北口駅前という便利な環境で、高度な専門治療から日常のケアまで幅広く対応する、身近で通いやすいクリニックです。
「神経を抜きましょう」と言われて、不安になった経験はありませんか?
確かに神経を抜いた歯は寿命が短くなる傾向がありますが、適切な治療とケアで長く使い続けることは十分に見込めます。
今回は、神経を抜いた歯の寿命と長持ちさせる方法についてご説明します。
2.1. 歯の神経って、どんな役割があるの?
歯に栄養を与えて丈夫にする
神経は歯質に栄養を送り届ける役割があります。この栄養があるからこそ、毎日の食事に耐えられる丈夫な歯が維持されています。
痛みで歯のトラブルを知らせる
痛みは、虫歯や歯周病などのトラブルを知らせる大切なサインです。神経を抜くとこのサインがなくなり、虫歯が進行していても気づきにくくなります。
歯の自然な色を維持する
健康な歯の自然な白さは、神経があってこそ維持されています。神経を抜いた歯は、時間が経つと少しずつ黒っぽく変色することがあります。
どんなときに神経を抜かないといけないの?
細菌感染を起こしている(不可逆性歯髄炎)
虫歯が深く進行し、神経まで細菌感染が及んだ状態です。激しい痛みが続き、根管治療が必要になります。
ひどい知覚過敏
日常生活に支障をきたすほどの強い知覚過敏がある場合、神経を除去する方法を検討することもあります。
被せ物治療の際
歯を大きく削る必要がある場合、痛みが出る可能性を考慮して神経を取り除くケースがあります。
神経を抜いた歯の寿命は?
神経を抜いた歯は、神経のある歯に比べて約10年寿命が短くなるといわれています。
ただし、適切なケアをすれば20年、30年以上も使い続けることが見込めます。実際に、長年メインテナンスで通われている患者様には、そのような方がたくさんいらっしゃいます。
なぜ神経を抜くと歯の寿命が短くなるの?
痛みを感じないため虫歯に気づきにくい
神経がないため虫歯ができても痛みを感じず、気づかないうちに重度にまで進行してしまいます。
歯の根が割れやすくなる
栄養が行き届かなくなった歯は、徐々にもろくなります。特に金属の土台を使用している場合、歯の根が割れやすくなります。
根の先で細菌感染を起こすことがある
取り残した細菌や、治療後に侵入した細菌によって「根尖病変」を起こすことがあります。膿が出たり、激しい痛みをともなったりすることもあります。
人工物との境目が不潔になりやすい
被せ物と天然歯の間にはわずかな隙間ができ、そこに汚れが溜まりやすく虫歯のリスクが高まります。
神経を抜いた歯を長持ちさせるには?
精密な根管治療を受ける
当院にはマイクロエンド治療医が在籍しています。
マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を使用し、肉眼の最大20倍以上の拡大視野で治療を行うため、複雑な根管も正確に把握でき、細菌の取り残しを最小限に抑えられます。
※マイクロエンド治療医は、マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を使った精密な根管治療の専門家です。
マイクロエンド治療のメリット
・根管内を直接目で見ながら治療できる
・細菌の取り残しを最小限に抑えられる
・治療の成功率が格段に上がる
・再治療のリスクを減らせる
ラバーダム防湿を使用した治療
当院では、唾液に含まれる細菌が根管内に入り込むのを防ぐため、必ずラバーダム防湿を使用しています。
途中で治療を止めない
根管治療では、洗浄と消毒のために何度か通院が必要です。途中で止めると細菌が繁殖し抜歯になることもあります。
定期メインテナンスで経過観察
神経を抜いた歯は痛みを感じないため、定期的なチェックが欠かせません。3〜6ヶ月に1回のメインテナンスをおすすめします。
毎日のセルフケアを丁寧に
フロスや歯間ブラシを必ず使用し、特に被せ物と歯ぐきの境目を丁寧に磨きましょう。
歯ぎしり・食いしばりの対策
夜間のマウスピース(ナイトガード)装着をおすすめします。
歯髄再生治療という選択肢も
当院では、親知らずなどから歯髄幹細胞を培養し、神経と象牙質を再生させる「歯髄再生治療」のための歯髄保存に対応しています。すべてのケースに適用できるわけではありませんが、条件が合えば検討する価値のある治療法です。
アルティス歯科・矯正・口腔外科クリニック西宮北口から患者様へ
今回は、神経を抜いた歯の寿命が短くなる理由と、長持ちさせるための方法についてご紹介しました。
当院にはマイクロエンド治療医が在籍しており、精密な根管治療を受けていただけます。
治療後は私たち歯科衛生士が、定期的なメインテナンスで患者様の大切な歯を守り続けます。一緒に、大切な歯を守っていきましょう。お気軽にご相談ください。

